血栓を溶かす薬は血管内で作られる

血栓を溶かすt-paという薬をご存じですか?
健康雑誌などにも取り上げれていたので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。

 

 

このt-paは近年、脳梗塞などの治療に効果を上げている薬で、発症後4時間以内に使用すれば、脳に詰まった血栓を溶かして、後遺症などを防ぐ効果が期待出来るようです。
ですが、このt-paは私たちの体内でもともと分泌されている物質ということを知っていましたか?

 

 

私はつい最近知りました。(>_<) 今頃知ったのか、遅いゾ!
そして、高血圧の状態が続くとその強い圧力で血管の柔軟性が失われ固くもろくなり、動脈硬化が起こり血栓も出来やすくなるものです。

 

 

そもそも血栓は、血管内で出来る血の固まりで、怪我などの出血をを止めるかさぶたと同じ仕組みで作られています。
聞きなれないかもしれませんが、血液内にはフィブリノーゲンというたんぱく質があり、血管に傷かつくと網目構造を持つフェブリンに変化しちゃいます。

 

 

この網目に赤血球や血小板を集めて固めることで血栓を作り、傷口を塞ぐのです。
ところが、ストレスや血管内に傷や炎症が多かったりすると、血栓を作るフェブリンが過剰に働きます。

 

 

そうなると、不必要な血の固まりが出来やすくなり、巨大化したりする原因になったりします。
おっ!良く調べた。(笑)
そこで働かせたいのが、血管内皮細胞で作られる物質で、血栓を溶かす働きがあるt-paという物質なんですね

 

 

つまり、血栓を溶かす特効薬は血管内で作れるということです。
考えてみれば、本当に人間の体は良く出来ています!ウォー凄いゾ(^_^)/

 

 

そして、これをより分泌させて活性化させるにはどうすればいいのかというと、血流を良くすることなんです。
そこでお勧めなのが、ウォーキングなどの1日30分の有酸素運動やストレッチです。

 

 

ただ、寒い時期などは血圧サージも起こしやすいので、ストレッチがいいでしょうね。
1日5分でも10分でも続ければ身体も柔らかくなり、血流も良くなって、t-paが働きやすくなります。

 

 

その結果、血圧も下がるだけではなく血栓を溶かす力もアップし、突然死などを招く命に関わる恐ろしい血管疾患などを防いでくれるでしょう。

 

 

最も効果がある方法に絞った1日数分からの簡単ストレッチ!

 

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