最小血圧をストレッチで正常値にしよう

血圧を測った時に、最大血圧(拡張期血圧 正常値は130ミリ未満)だけを気にかけていませんか?

 

 

もちろん、最大血圧もとても大切ですが、最小血圧(収縮期血圧、正常で85ミリ未満)も重要です。
最小血圧とは、心臓が拡張して血液を送り出し太い血管から、細い毛細血管に流れ込む時に血管壁にかかる圧力です。

 

 

この毛細血管は、動脈と静脈を繋いでいる極めて細い血管で、髪の毛のおよそ20分の1の太さで、約7マイクロメートルしかないと言われています。(1マイクロメートルは、1000分の1ミリ)
人間の体には、このように目にも見えないような毛細血管が、およそ400億本張り巡らされており、そのうちの約7割りである300億本が手足にあると言われています。

 

 

最小血圧は、毛細血管の状態を映し出しており、これが高いと末梢血管の血液が流れる際の抵抗が高く、毛細血管が血液不足である毛細血管虚弱ということが分かるんですね。

 

 

それに加えて手や足先に冷えや痺れがあるようなら毛細血管虚弱と言えます。
そして、近年は、比較的若い働き盛りの50歳未満の方は最大血圧よりも、最小血圧に注意を払うべきだとも言われています。

 

 

実際に、働き盛りの人で最小血圧が高い人の方が、心筋梗塞や脳卒中が起こる割合が高く、死亡率が多いと言う報告もあるんです。
その為、いくら最大血圧が正常でも、最小血圧が100ミリ以上と高い状態なら、危険な状態と言えるかもしれません。

 

 

このような最小血圧だけが高い人は、太い血管はまだ柔軟性は保たれていますが、いずれにしてもこのまま何もしないでいれば、最大血圧も上がってきてとても深刻な高血圧へと進行していくのは目に見えています。
そして、毛細血管の虚弱を解消し、血液の流れを良くするには、意識して手や足に刺激を与えて体を柔軟にすることです。

 

 

そうすることで、末端の毛細血管の血流も良くなり最小血圧が正常範囲内に収まってくるようになります。
このように血圧を下げるには、誰でも無理なく手や足を含めて体に刺激を与えられ、柔軟にするストレッチが最適です。

 

 

また、高齢者の方は暑さや寒さを感じる能力が衰えて、体の冷えなどを自分で察知できないこともありますが、最小血圧が高いようならストレッチなどをして末端の血流を促すことをおススメします。

 

 

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