血行不良を改善するアキレス腱伸ばし

高血圧の人は自覚症状がないことが多いものですが、往々として首や肩のこり、動悸、のぼせなどの症状も伴っていることが良くありますね。

 

 

首や肩のこりというと、それほど深刻にとらえている方も少ないかもしれませんが、首が動かせないほどのコリや痛みが生じていたりすると、緊張性の頭痛やめまいなども起きてくることもあります。

 

 

頭や首は繊細は部分ですので、既に症状があれば体を動かしたりするのも辛いものです。
そんな時はアキレス腱を伸ばすストレッチをやると、背中から首、後頭部が刺激されて筋肉が伸びて緩んで、血圧が下がり、肩や首のコリも一掃することも期待出来ます。

 

 

東洋医学では、かかとからふくらはぎ、ひざ裏までのエリアは、後頭部から首、背中につながっている末梢神経が集中している箇所である反射区なんです。

 

 

したがって、かかとからふくらはぎ、ひざ裏までのエリアの中心であるアキレス腱を刺激すれば、首や肩などが痛くて直接アプローチできないという場合でも、血行を良くして血圧を下げ脳梗塞などの予防や、首や肩のこりも改善する効果が得られるのです。

 

 

このアキレス腱伸ばしのストレッチはとても簡単で、用意するものはタオル1枚だけです。
まず、椅子に座り、タオルの両端を持って片足をかけるようにします。土踏まずより少しつま先寄りにタオルの中心がくるようにします。

 

 

そして、タオルをかけた方の足を持ち上げて前に伸ばしながら、タオルでつま先が自分の体の方を向くように引っ張ります。これを毎日入浴後に片足ずつ、左右15秒程度ほど伸ばすように行います。

 

 

血圧が高くて、既に首や肩にコリや痛みがある方などは、患部に直接触れないで症状を改善できるうえ、血行を良くして血圧を下げ脳梗塞などの予防にもつながるので、毎日の習慣に取れ入れてみると良いでしょう。

 

 

脳卒中や心筋梗塞などの突然死を防ぐ、1日5分からできる簡単なストレッチ

 

高血圧下げる「福辻式」DVDの詳細を見てみる

 

 

TOPへ