ストレッチは高血圧に伴う耳鳴りやめまいを一掃できる
高血圧とそれに伴う耳鳴りやめまい、吐き気などの不定愁訴でお悩みではありませんか？
これらの症状は、あちこちの病院を受診してもなかなか良くならにという人も少なくなくありませんね。
そもそも血行不良の人達は、東洋医学で言われる「おけつ」の状態で、古くなった血液が血管の一部 に滞ってしまい、血液がよどんでいます。
その為、慢性的に血の巡りが悪くなり、血圧が高くなってしまうのです。
そして、血圧が高くなる背後には主に以下の３つの要素があります。
一つ目は、心拍出量の増大により心臓から押し出される血液量が増えることです。心臓がドキドキすると心拍出量が増えますが、緊張が解ければ血圧は正常に戻ります。
ですが、長期に渡って緊張にさらされると、慢性的な高血圧になってしまう危険性が高くなってきます。
二つ目は、血液を心臓から送り出す中・小・細動脈の硬化です。
血圧が慢性的に高い人は、ほとんどこの状態にあり、動脈の弾力性がなくなり硬くなると、血管が本来持つ収縮と拡張が上手く出来なくなり、心臓の負担が増えて、血圧がどんどん高くなっていきます。
三つ目は、運動不足や食事などの生活習慣に問題があり、血液がどろどろすることで、血液の流れを悪くなることも高血圧に繋がります。
いずれにしてもストレッチや血管をマッサージして、筋肉を柔らかくして、外部から動脈を刺激することで血管が広がり、血液の流れがスムーズになり、体の隅々まで血流が促進されておのずと血圧が下がってくるんですね。
また、血管が拡張されるには一酸化窒素も関わっています。
この一酸化窒素は酸素と窒素が結合した化合物で、血管を広げる働きがあり、筋肉が引き伸ばされることによって、筋肉内の血管内皮細胞内に一酸化窒素が生じてくるのです。
これによってストレッチでも一酸化窒素が生じ、血管が拡張されるのです。
そして、血流が促されることで、血管障害などによって高血圧を下げると共に、一緒に引き起こされていた耳鳴りやめまい、吐き気などの不定愁訴も一掃して改善されることが期待出来るでしょう。
より血圧を下げて健康と若さも保つ１日５分から出来る簡単なストレッチ
