高血圧は老化を早める?

加齢とともに体の様々な機能が低下してきますが、これを一般的に老化と言うと思います。
血管も同じで高血圧は血管を老化させますから、それによって血流が悪くなり肌などの老化も早まるわけです。

 

老化

 

このことは40歳を過ぎあたりから、血圧が高くなる人も増えてきますし、「ちょっとしたことで疲れるようになってきたりする」など、若い頃の体と違う自分に気づく人も多いものです。

 

 

そして、還暦を超えてくると体の老化をはっきりと自覚してくるようになるかと。
残念ながら、加齢を止めることは出来ません。しかし、老化を遅くすることはでき、寝たきりにならない体は作れるんです。

 

 

実際に実年齢よりもはるかに若々しく見え、背筋ををシャキッと伸ばして歩きまわる高齢の方はたくさんいらっしゃいますからね。
このことからも、老化は止めることは出来ませんが、進行を遅らせることは出来るということかなと。

 

 

その鍵を握るのが筋肉です。
体に起こる様々な老化現象は、筋力の低下や体が硬くなることが発端で起こることが数多くあります。

 

 

そもそも体を動かす元となるのは筋肉の力で、これがしっかり動かないと心臓や呼吸器をはじめとした臓器もその働きを果たせません。
これまでどちらかというと、健康で長生きするには筋肉よりも心臓や脳といった器官を健康に維持することが重要視されてきました。

 

 

確かに心臓が止まれば死ぬわけですから、当たり前といえば当たり前です。筋肉が一つや二つ切れたとしても死ぬわけではないですからね。
ですが、心臓を健康な良い状態に維持することを考えると、心臓を動かす筋肉だけではなく、身体全体の筋肉が柔軟で元気であることも大切なんです。

 

 

例えば、ジョギングをすれば、心臓は運動に必要な血液を体に循環させるためにせっせと働くようになり、それが機能強化になるんです。
これは他の器官も同様で、身体を動かすと、それぞれの役割を果たそうと一生懸命に働くようになりますからね。

 

 

体を元気に動かせば、それだけ活性化して、身体の老化を遅らせることができ、しいては血管も若く保て、高血圧による動脈硬化などの予防や改善に繋がります。

 

 

今の日本は平均寿命が女性で85歳を越え、男性も80歳を超えていている長寿国といえますが、それはある意味、幻想にすぎないところがあります。
何故なら、寝たきりの生活が長いというのが実状だからです。

 

 

養護期間は男女ともに7年以上あります。これは手厚い医療支援が受けられる社会環境があるからと言えますが、長生きできるからといって、幸せに暮らせる時間が長くなっているとは言えないと思います。

 

 

自分の身の回りのことは自分でする、行きたいところには自分の足で移動すといった当たり前の生活が出来て、はじめて幸せに暮らせている時間が長くなったといえるのではないでしょうか。

 

 

そして、50歳の人は10年後には60歳に、20年後には70歳になります。
こうしている間にも加齢は進んで行きます。今のまま筋肉の衰えを放置していると、寝たきりになって動けなくなることだってないとは言えません。

 

 

そうだとしたら、なるべく早いうちから体を柔軟にするストレッチなどを始めて血管を若々しく保ち、高血圧が原因で、寝たきりにならないようにしたいものです。

 

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