目覚めの血圧上昇に注意!

血圧は、朝、目覚めて布団から出る時が最も危険と言われています。
目が覚めて直ぐに起きあがるという動作が血圧を急上昇させて、心筋梗塞や脳梗塞などの発作を起こしやすくするのです。

 

 

実際に、目覚めて9時までに急性心筋梗塞は起こりやすいという調査結果もあります。
特に寒くなる冬は、朝の冷え込みが一層厳しくなりますので、布団の中で温まっていた体が、布団から急に出ることで血管も収縮して血圧が急に上がりやすくなります。

 

 

また、睡眠中の心拍数は1分間に50〜60回くらいで、副交感神経の働きで減っており、血液の流れも緩やかになり血圧も下がっていますが、朝になり眠りが徐々に浅くなるにつれて、交感神経に変わってきて血圧が上昇をしはじめ、体の各機能も活発になってくるのです。

 

 

そして、朝の起床時には、副腎からカテコラミンという血圧を上げるホルモンが血液中に分泌されますし、眠っている間に体内の水分が発汗により失われてるため、血液の粘土も高くなっています。
また、それ以外にも目覚めるとともに、血液を固める血小板の働きも高まり、血栓を作りやすいのです。

 

 

朝は、このように血圧を上げやすい要因が重なっています。
こうした、朝の目覚めの血圧の上昇の危険を防ぐには、目が覚めたら直ぐに起き上がらずに、体を徐々に目覚めさせるとが大切です。
その、最も簡単な方法として良いと言われているのは、起き上がる前に布団の中でゆっくりと大きく深呼吸(腹式呼吸)をすることです。
これを布団のなかで5回〜10回程度行えば、血圧は10mmHgは下がるとも言われています。

 

 

更に、高血圧の人は動脈硬化も進んでいることが多く、脳貧血を起こすと脳梗塞の引き金になることがあります。その為、朝目覚めたら起き上がる前に布団の中で手足をゆるゆると動かすスレッチをし、その後にゆっくりと体を起こして座り、頭がすっきりしてから立ち上がると脳貧血の予防にもなります。

 

 

いずれにしても、朝は血圧の急上昇が起こりやすいので、目覚めて布団からゆっくり起き上がるようにして、血圧の急上昇を防ぎましょう。

 

 

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