ストレッチは血管の若返りに効果的

ここ最近、健康雑誌などにも取り上げられるなど、ストレッチをすると血管が若返るということが言われていますね。
実際に近年の研究で、血管は硬くもろくなるのを食い止めるだけでなく、弾力性を高めることが出来るということが分かってきました。

 

 

当然、血管が若返れば血液がスムーズに流れるようになるので、高血圧や動脈硬化などをはじめとした生活習慣病を予防したり、改善するには良いのは言うまでもないでしょう。

 

 

そして、日本人の死因のうち、血管病がきっかけとなるものは、全体のおよそ4分の1も締めていると言われています。
つまり、血管が若返れば、高血圧をはじめとした様々な血管病にかかることなく健康的に長生きできて、人生を楽しめる可能性が高くなるということです。

 

 

ですが、実際はほとんど見過ごされているんですね。その理由として自覚症状がほとんどないので深刻な状況になるまで自覚することがないからでしょう。
そして、人間というものは、自分にとって都合の悪いことや嫌なことはなかなか目を向けようとはしないものですが、自分の血管のことを気づかないでいると体の老いとともに確実に硬くなって傷んできます。

 

 

そして心臓は1日におよそ10万回脈拍を繰り返しており、血圧が130でも150でも1日での血管の影響はそれほど大きくはないでしょうが、その違いを1年で見ると3650万回と積み重なり、そうなれば血圧の血管への影響はとても大きくなりますよね。

 

 

したがって、高血圧が続くと血管が大きく傷ついてしまうのです。
特に高血圧は、心臓や腎臓、脳のうち、一番影響を与えやすいのが脳なんです。

 

 

高血圧で血管の壁が血液の流れで繰り返し衝撃を受けますが、脳の血管は他の部分の血管より薄いので、それだけ高血圧による衝撃を受けて傷つきやすいのです。
また、これと同じように血液量が多くなったり、老化などによって体が硬くなって血管を圧迫して縮んできたりすると、血圧が高くなって血管の壁も傷つきやすくなってくるんですね。

 

 

ですが、ストレッチで筋肉や関節を伸ばして柔らかくすると、細い動脈の周りいある交感神経が刺激を受けて血流が増えるようになるのです。
そして、血液が増えてくると、血管の最も内側にある血管内皮の細胞から一酸化窒素が作り出されます。

 

 

この一酸化窒素には、血管の筋肉を柔らかくするする働きがあり、動脈硬化など血管病の進行を防ぐことができるようになることから、ストレッチは血管を若返らせることが出来る有効な手段の一つと言えるのです。

 

 

また、最近は肥満に伴う高血圧も増えてきています。これは血圧を上げる要因が肥満に複数あるからです。その為、太れば太るほど血圧も高くなりがちです。
ですが、肥満に伴う高血圧の人は、体重を4〜5キロ落とすと血圧が下がることが分かっています。

 

 

そして、ストレッチをすれば筋肉と合わせて関節も柔らかくなるので、日常生活でもより活動的に動けるようになることで、エネルギー消費量も増えてくるのです。
つまり、体が柔らかくなるほど、消費カロリー増加に繋がり、高血圧の原因にもなる肥満も防げ、血管の若返りと合わせて一石二鳥とも言えるでしょう。

 

 

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