熱いお風呂は血栓を作りやすくする

熱いお風呂は血栓を作りやすくするのをご存じですか?
最近は高血圧の人のお湯の温度が体に与える影響についての知識が一般にも広がり、賢い入浴方法を行っている人も増えてきました。

 

 

ですが、長年の習慣から熱いお風呂でないと入浴した気にならないという人も少なくないでしょう。
そもそも高血圧ぎみの人が42℃以上の熱いお湯に浸かると急激に血圧が上昇し、しばらくすると全身の血行が良くなり血圧は下がってきます。

 

 

ですが、熱いお湯では、のぼせてしまうので、また浴槽から出るようになってしまいますが、特に冬場は浴槽と浴室の温度差が大きいので、そこでまた血圧が上がってしまうのです。
僅かの時間に血圧が上がったり下がったりすると、脳や心臓の血管に動脈硬化がある人はとても危険で、冬場の寒い時期に脳卒中などを起こすのが多いのは、そのような理由からです。

 

 

更に中高年になると、身体も硬くなりそれに合わせて血管も柔軟性が失われ老化してきます。
同時に食事などによって、血液の固まりである血栓が出来やすくなり、弱った血管が詰まりやすくなりますが、熱いお風呂に入ることそれ自体が血栓を作るのに拍車を掛けてしまうのです。

 

 

何故、熱いお風呂に入ることが血栓を作りやすくするのかというと、熱いお湯は血小板の働きを活発にしてしてしまうのです。
血小板は怪我をした時などに、血液を固める止血作用がありますが、その働きを熱いお湯が活発にして血栓を作りやすくするのを強めるからです。

 

 

そして、血小板には血液を固める働きが活発になると増える物質があり、47℃の熱いお湯に3分間入ると、血液中のその物質が増えるという報告があるんですね。
また、血栓が出来てしまった時には、それを溶かそうとする物質が作られるのも強まるのですが、その度合いによって、血栓のその後の状態が決まってしまいます。

 

 

これまでの研究などの報告では、42℃より低い温度では、血栓を溶かそうとする物質の作用が強くなると考えられています。
更に、熱いお湯が血液をドロドロにする作用があることが分かっており、血液の流れを悪くなり血圧も上がりやすくなる上に、血栓を作りやすくもしてしまうのです、

 

 

一方、37〜38度くらいの体温に近いぬる湯のお風呂は、体に刺激もなく血圧を上げることもなく、更に血栓を溶かしやすくする作用があるのです。
したがって、入浴時のお湯の温度は、血液の状態まで変えてしまうということを、血圧が高い人は覚えておきましょう。

 

 

どちらにしても高血圧ぎみの人は、ぬるいお湯で肩のラインくらいの水位を低くした入浴法が最善と言え、そうすることで血栓も作りにくくし、血液循環も良くなり血圧にも良いでしょう。
なお、併せて簡単なストレッチも合わせて行うと、相乗効果でより血圧も下がりやすくなる筈です。

 

 

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