心臓に送り返す筋肉のポンプ作用を強化しよう

高血圧を下げるには、足や手などの体の末端の血液を心臓に送り返す筋肉のポンプ作用を強化するのが効果的ですね。
そもそも筋肉にはゴムのように伸び縮みする性質があり、力を入れたり緩めたりすることで筋力の収縮と弛緩が行われコントロールできます。

 

 

更に、筋肉の中の血管を縮めたり広げたりするポンプの役目もしており、心臓が鼓動を打って血液を送り出しているのと同じような働きをしているのです。
ですが、体を動かさないなど運動不足や疲労で筋肉が硬くなってしまうと、その中にある毛細血管が圧迫されて血液の循環が悪くなり、その結果、心臓が全身に血液を送ろうとして更に血圧もあがってしまいます。

 

 

そして、血管には酸素や栄養素を血液と一緒に運んでいる動脈と、逆流を防ぐ弁がついていて老廃物(疲労物質)などを回収し汚れた血液が流れる静脈があり、血流が悪くなれば、疲労物質なども溜まりやすくなり、コリや張り、痛みなどが起きてきます。

 

 

実際にパソコン作業などで、同じ姿勢を続けたり、外回りの仕事で歩き過ぎた時などにコリや張り、むくみなども感じてしまうものですよね。
このことは全く真逆ですが、どちらも筋肉の内部では血液の流れが悪くなり、膝から下に血液が溜まってしまっているのです。

 

 

例えば、膝の下にあるふくらはぎでは、歩くたびに筋肉が伸び縮みして、静脈の血液を絞るように弁を動かして心臓に戻しています。
ところが、これが上手く出来ないと、膝下に血液が停滞して溜まり、むくみなどの症状や高血圧に繋がってしまうのです。

 

 

したがって、ストレッチでふくらはぎを柔軟にしてコンディションを整え、本来の心臓に送り返す筋肉のポンプ作用を強化すれば良い訳です。
また、ポンプの役割をするのはふくらはぎだけではなく、全ての筋肉で行われているので、足首や指の間の関節をしっかり動かしたり、足裏のツボ押しやマッサージしてほぐすようにすることが大切です。

 

 

そうすることで、膝から下の筋肉の弾力性も戻り、停滞した血液の流れも改善されて全身の血液がスムーズに流れるようになり、高血圧も下がって、気分もスッキリしてくるでしょう。

 

 

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