日々の生活にストレッチを取り入れよう

歳をとるにつれて、運動する機会も減ってくると、体の柔軟性はどんどん失われていきます。すると、血管も同じように柔軟性が失われて硬くなり、血圧も高くなっていきます。
そうなれば心臓ポンプがいくら働いても、血管が硬くなっている為に酸素などの栄養分が器官や組織まで届きにくくなります。

 

 

体の各組織や臓器などの器官は、常に酸素や栄養分を要としており、体が硬くなりその通り道である血管が硬くなっていると、血液循環が悪くなり、ますます血圧が高くなってくるんですね。

 

 

血液循環がよくない症状としては、高血圧はもとより、それによって起こる動脈硬化、更には腎臓疾患、認知症やがんなどにも発展する恐れがあります。

 

 

また、冷え性やこり、だるさ、めまい、疲労感、不眠、頭痛なども血液循環が悪くなることで目立つてくる症状です。

 

 

これらはありきたりな馴染みのあるものなので、発見が遅くなることもあるでしょう。ですが、肩こりや冷えに悩んでいる人は多くても、怯えたり恐怖を感じる人は少ないものです。
血圧が少々高いくらいは歳のせいだと軽視する人もいますが、こうした身近で軽く見られがちな症状が、ある日突然に牙をむいてくるのです。

 

 

こうした身近な症状や高血圧などの生活習慣病は、血液の循環不良が関係しており、恐ろしいことに命に関わってくることもあります。
そして、そんな事態を防ぐ為にお勧めなのがストレッチです。

 

 

ストレッチは血管の筋肉を柔らかくして動脈硬化を改善させることは既に様々な研究によって分かってきているので、日々の生活にどんどん取り入れていきましょう。

 

 

例えば、朝起きたら寝たままの状態で全身を伸ばしながら、「今日も頑張るぞ」と背伸びのような筋肉をゆっくりと伸ばし、伸びたところでその姿勢を保持するような動的ストレッチは、体を活動的にして交感神経の活性化に効果があり、目覚めをスッキリさせてくれます。

 

 

その他にも、ずっと同じ姿勢で本を読んだり、パソコンなどをしていれば筋肉も硬くなり、こわばって血流もどんどん悪くなって肩こりや冷えなどの体の不調を招いてきます。
ですがストレッチをすることで、強張った筋肉を伸ばして柔らかくすることで、筋肉のポンプ作用を働かせて、滞りがちな血液やリンパを流してくれ、疲労物質もとれて血圧も下がってきます。

 

 

また、ソファーに寝転んで楽な姿勢でテレビを見たりする時間は誰しも多いと思います。そして、テレビを見てつい口寂しくなってお菓子などを食べたり、お酒を飲んだりしてしまいがちですが、何もしないでカロリーを過剰に摂取すれば血管は弾力を失って老化が進んできます。

 

 

かと言って、テレビを見ながら筋トレは気が散ってできないでしょうし、継続して行うのは難しいですね。ですが、ストレッチなら激しい動きをすることもないので、テレビを見ながらでも気軽に行うこともできます。

 

 

横になって肩肘を床につけて脇腹を伸ばしたり、うつ伏せになって肘を床につけて上体を海老のように反らせる簡単なストレッチをするだけでも、血管をしなやかにすることができ高血圧などの予防に繋がります。
体をストレッチで柔らかくすることは、しいては丈夫な弾力のある血管を作ることにもなり、高血圧はもちろん、様々な病気の予防や治療に繋がると言えるでしょう。

 

 

脳卒中や心筋梗塞などの突然死を防ぐ、1日5分からできる簡単なストレッチ

 

高血圧下げる「福辻式」DVDの詳細を見てみる

 

 

TOPへ