ストレッチで高血圧が下がる裏付けとは!大腿四頭筋に働きかける方法

今の日本で高血圧と推定される患者数は4千3百万人とも言われ、60歳を過ぎたら降圧剤デビューとまでいわる高血圧。

 

いまやな国民病のひとつとされる高血圧の大きな原因は、加齢とともに、血管が狭く、硬くなり血液の流れが悪くなることです。

 

身体中を巡る血流が悪くなると、それを補うために心臓が血液を強く押し出そうとする結果、高血圧になります。

 

 

その為、血管をしなやかに若返らせてあげれば、自然と血圧は下がるものなんですね。

 

その裏付けとして、1998年にルイス・イグナロ博士たちがノーベル賞を受賞した一酸化窒素(NO)が血管に与える作用の研究です。

 

一酸化窒素は、血管の内皮細胞から分泌されるんですが、血管を修復する働きがあることがわかっています。
【参考記事:特別インタビュー ルイス・J・イグナロ博士に聞く「NOのメリット」

 

 

なので、一酸化窒素を上手に分泌させて利用することで細く硬くなった血管を若返らせることが期待できるのです。

 

これに東洋医学の知識、経験をプラスして考えられたのが、高血圧下げる福辻式。

 

例えば、両足の大腿四頭筋に働きかけるストレッチがあります。

 

 

まず、少し床から両足を浮かせ、左右の互いの足を上下に押し合うようにして息を10秒程度止めます。

 

すると、交差した下の足の大腿四頭筋の血管が収縮し、その後、脱力することで一酸化窒素が分泌されます。

 

これを左右の足を組み替えて行うことで、大腿四頭筋の筋肉が鍛えられるうえに、足の血管が柔らかくなり血圧が下がることが期待できます。

 

 

これを1日2セットくらいやると良いです。
ストレッチはいつやっても構いませんが、継続してやることが大切です。

 

今のマスク生活が日常になった現在において、外出しないで自宅で高血圧対策が出来る「血管の柔らかさに着目したストレッチ」は手軽で、効果がてきめん。

 

ぜひ習慣化して、健康で長生きを目指しましょう。

 

TOPへ

 

TOPへ