下の血圧が高い原因と対策

下の血圧が高いということはありませんか?
上の血圧(収縮時)が正常でも、下の血圧(拡張時)が高くなる高血圧がありますね。実際にが90mmHgを超えると軽度の高血圧と診断されます。

 

 

そもそも拡張時血圧というのは、大動脈の収縮によって全身に血液を送り出す際にかかる圧力で、心臓の収縮によって送り出される血液は6割で、残りの4割は血管内に残り、大動脈の収縮によって先に送られていくのです。

 

 

これはホルモンによって支配されており、下の血圧が高い人は大動脈の収縮を強くするホルモンの働きが強いのが原因と言えるでしょう。
そして、高齢者の方は一般的に、170/70mmHgといった具合に、上の血圧が高くなりますよね。

 

 

一方、若い人の高血圧は130/100mmHgというような数値が出ることがあり、下の血圧が高い傾向は若い人に多く見られるのです。
ですが、下の血圧は低いほど良いのかというとそうではなく、拡張時血圧が低いということは、血管が硬くなって収縮が上手く出来ないという、いわゆる動脈硬化が進行しているということです。

 

 

実際に加齢と血圧の関係を調査したところ、上の血圧が加齢とともに真っ直ぐに上昇しているのに対し、下の血圧はおじぎするように下がっており、これは年齢と共に血管が硬くなっていることを示してします。
つまり、歳を重ねると上と下の血圧の差が大きくなるということです。

 

 

また、収縮期血圧から拡張期血圧を差し引いた値が脈圧というのですが、高齢者の場合の170/70mmHgなら100ということになり、それに対して若い人の130/100mmHgなら、30が脈圧になります。

 

 

脈圧は40〜60mmHgが理想と言われており、65をこえるとあきらかに動脈硬化性の疾患が増えるというデータもあり、高齢者なら75を超えてしまうと、血管がかなり硬くなっていると思われるので注意が必要でしょう。

 

 

いずれにしても、上の血圧は健康な若い人なら100〜120mmHgですが、年齢を重ねると徐々に上の血圧は高くなり、一方で下の血圧は、60歳を過ぎた当たりから血管のしなやかさが失われ、弾力が弱くなり下がってくるのです。

 

 

健康な血管なら圧力が加わっても、ふわっと膨らんで圧力をかわすことが出来ますが、血管が硬くなるとまともに圧力を受けてしまうのです。
考えてみれば分かると思いますが、1日に百万回も強い圧力を受ければ、当然血管も痛めつけられ、ますます硬くなってデコボコしてきますよね。

 

 

そして、ついには血管が破れたり、詰まったりするのです。
高血圧は若い人はもちろんですが、歳をとれば次第に筋肉も硬くなり、その中を通っている血管も圧迫され硬くなりがちになってくるものです。

 

 

対策としては、いつでもどこでも出来るストレッチを習慣にして体を柔らかく保って、血管を収縮しやすいようにすることが高血圧を防ぎ、していて脳卒中や心筋梗塞などを未然に防ぐことにも繋がるでしょう。

 

 

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